10.182013
鯛のうろこ取り加工作業
うろこ取り名人を使用した、鯛のうろこ取り加工作業の手順になります。
鯛(1~2kg)の場合
1)魚体中央部
- 刃物の中央部(刃長の2/3程)を魚体に当てながら、尾部→頭部(右→左)へ移動させます。
- 基本的には、モーター本体の自重を魚体に乗せるような軽い力で刃を魚に当てます。必要に応じて力を入れ、具合を調整します。
- スピード値は、2.0~3.5程度です
魚体が大きい場合は刃物の移動を多少斜め上、もしくは斜め下にすると楽にできます。
2)魚体上部(背びれが下にくる場合)
- 刃の付け根側を利用します
- 刃長の1/2以上を使います
3)魚体上部(背びれが上にくる場合)
- 刃先側を利用します
- 刃長の1/2以上を使います
4)頭部
- 刃先側を利用します
5)腹低部
- 刃先側を利用します
ヒラメのうろこを取る場合
- ヒラメ、ハマチ、サーモン、あこう等のうろこの小さな魚は、魚体に少量の流水をかけながら作業を行います。(ヌメリも取れます)
- 基本的には、モーター本体の自重を魚体に乗せる感じの軽い力で刃物を魚体に当てます。必要に応じて力の入れ具合を調整します。
- スピード値は、1.5~2.5程度です。
小魚のうろこを取る場合
- 基本的には、モーターの自重を魚体に乗せる感じの軽い力で刃物を魚体に当てます。
- スピード値は、1.5~2.0程度です